2016年2月6日土曜日

宮脇綾子の世界展

長久手市の名都美術館で宮脇綾子の生誕110年を記念した
「宮脇綾子の世界展」が開催されているので行ってきました。
身近なものの中に面白みや美しさを見出し、古布などで表現するアプリケ作家です。

その制作スタンスに一番憧れている方。
(あと制作スタンスで憧れているのは熊谷守一と杉本健吉)
宮脇綾子さんの作品は対象物への溢れんばかりの愛情が伝わってきます。
時にはコーヒーフィルターなどを大胆に使ったり、
実際と違う色を使用しながらも自然に伝わるのは、しっかり観察された表現だからかな。



旦那さんは油彩画家の宮脇晴です。
宮脇晴の人物画はリアルなだけでなく人間味が感じられて美術予備校時から好きでした。
仲の良い夫婦だったそうで、
展示で紹介されているエピソードに時に和み、時にほろりとさせられます。
展示の最後には晴さんが描いた綾子さんの肖像画もありました。

作品を見ていて温かい気持ちになると同時に、
作り手としてもっとのびのびと制作していいんだと思わせてくれる展示でした。
画集のつくりも可愛いいなぁ。

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名都美術館
http://www.meito.hayatele.co.jp/
1月16日(土)~3月13日(日)
10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日
入館料:一般 1000円、大学生 700円、中高生 500円、小学生以下無料

駐車場の場所がちょっとわかりにくいので、
車の場合はサイトの交通案内を事前にご確認ください。

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